火力と撃墜力に定評のあるガノンドロフですが、最大の弱点はその復帰力。
対ガノン戦は、復帰阻止をいかに決めるかが大事で、どのファイターでも積極的に復帰阻止にきます。ただ、ガノン側としては、そんな簡単に復帰阻止を決められてしまうと、重量級の持ち味が全く発揮できずに試合に負けてしまいます。
今回はそんなガノンドロフで相手の復帰阻止をかいくぐってステージへ戻る方法について紹介していきます。
相手の復帰阻止を防ごう!ステージへ戻る方法4選
ガノンドロフを使っていれば、必ずといって良いほどこの復帰力に嘆くケースが増えます。
私もガノンを使った当初は、「今の戻れないのか…」といったことが頻繁にありましたね。
でも、ちょっとした工夫でステージへ戻ることができるので、今回はそんな4つの方法を紹介します。
- 大きく飛ばされたら横回避を入れよう
- 復帰ルートを散りばめよう!
- 復帰阻止にくる相手には反撃しよう
- 上Bのタイミングはバラバラにしよう
大きく飛ばされたら横回避を入れよう
※ガノンドロフを使うならこれは必須テクニックです。
ガノンドロフの空中での横移動の距離はかなり短いです。普通のファイターであれば崖に届くはずなのに、ガノンだと全然届かないというのはよくあるんですよね。
そのため、ステージ外へと大きく飛ばされたら必ず横回避を入れましょう。この回避を入れるだけで復帰距離が少しだけ長くなり、寿命が延びやすくなります。
↓こんな感じでステージへ向けて横回避を入れときましょう。そうすると、ギリギリのところで崖をつかむまでに復帰できます。
回避を入れる目安としては、画面外に出てサークル上にキャラが出るくらい飛ばされたらですね。
最初は慣れない操作だと思うので、「崖外に飛ばされたら横回避、横回避」と意識しておくといいです。次第に飛ばされた瞬間に横回避を入れるようになりますので。
復帰ルートを散りばめよう!
ガノンドロフの復帰方法は、上Bで崖端に上がるだけではなく、崖横から横Bで崖をつかんだり、移動回避で崖にいったりといくつかルートがあります。
これらのルートをしっかりと散りばめておけば、相手もどこから復帰してくるかといった読み合いが発生して安全に帰られるケースが増えていきます。
ステージ外へ飛ばされたら、この復帰ルートを散りばめることをちょっとだけでも意識して戻ってみましょう。
復帰阻止にくる相手には反撃しよう
ルキナといった復帰阻止が強いキャラだと、ガンガンステージ外へ飛び出てきて、空後やら空前やらを当てにきます。
「あー、また復帰阻止される…」とネガティブにならず、たまには強気に反撃をしかけましょう。
たとえば、相手が崖外に出てきたところに空Nや空上などで攻撃しておく感じですね。
上の動画の場合は、相手の回避を誘発して逆に復帰阻止を決めることができています。このようにちょっと攻撃を置いているだけで、相手も次から復帰阻止に行くかどうか悩みはじめますからね。
相手の復帰阻止にリスクを付けて、安全に戻りましょう。
上Bのタイミングはバラバラにしよう
上Bのタイミングを読まれてしまうと、復帰阻止を簡単に決められやすくなります。そのため、相手が崖外に出たら、あえて上Bを早く出したり、ちょっと遅らせてから出したりしましょう。
たとえば、下の動画だと、ギリギリまで上Bを使わず、相手の復帰阻止のタイミングをずらしています。
このタイミングをずらすだけで、ちょっと甘い復帰でも帰れるケースが増えます。ルートばかりに目がいきがちですが、この上Bのタイミングも同じくらい意識してみましょう。
復帰が詰んでいる時はあきらめましょう
しかし、いくら復帰を頑張ったところで、どうしてもステージへ戻れないケースも多々あります。
特に、ルキナのような復帰阻止最強のファイターであれば、そのシチュエーションはよくあります。復帰阻止を決められたからと落ち込まず、次のストックからどうやって相手を倒すかと切り替えましょう。
とにかく、復帰阻止されたからとイライラしないことが大事です。
低パーセントで復帰阻止の展開に持っていかれないように
ガノンドロフは重量級でありながら、低パーセントで復帰阻止をやられてストックが無くなるケースもしばしばあります。
できるだけ復帰阻止されない立ち回りを心がけましょう。
ネスとリュカの崖端待機には付き合わない
ネスとリュカの崖端待機は注意しましょう。彼らは崖端でつかんで後ろ投げしてPKサンダーを決めようと目論んでいます。
ステージ外に飛ばされて上手くPKサンダーを決められたら最後、30~40パーセントでストックが無くなってしまいますからね。
相手はこういった展開をかなり狙っています。崖端で待機しているネスとリュカが居るときはヘタに付き合わない方がいいです。
ガードされているのに、ダッシュ攻撃や下Bで差し込んでもつかまれて後ろ投げされて、そのままPKサンダーでやられるのが目に見えます。
この場合は、相手につかまれない位置で待機してガードを多く使っているなら横Bを、PKファイアーで牽制してくるなら相手の攻撃が出るタイミングで空中から差し込みましょう。
相手の思惑をしっかりと分析し、冷静に対応していきましょうね。(←イラっとしたら相手の思うつぼですので…。)
崖端に追い込まれたらステージ中央付近に戻るよう努めよう
崖端まで下がった状態だと、ただでさえ不利な状況なのに、ガノンだとさらにステージ外へ飛ばされて復帰阻止されてと最悪な展開になります。
崖に追い込まれたら、相手に攻撃を当てるよりも中央へ戻るようライン回復に努めましょう。これを意識するだけで、守備面でのもろさをカバーでき、攻撃を押し付ける展開になりやすくなります。
まとめ
攻撃面では申し分ないガノンドロフですが、復帰阻止を一つ決められると全く戻ってこれないもろさのあるファイターです。
しかし、復帰力さえ高めることができれば、スマッシュ攻撃や空中攻撃といった技を押し付けて勝ちやすくなります。実際、オンラインだと操作遅延の影響からかスマッシュ攻撃といった吹っ飛ばし力の大きい攻撃が当たりやすく、VIPにはかなり行きやすいファイターです。
ガノンドロフのVIPまでの技の振り方については、以下の記事で解説していますので、ガノンドロフをちょっと使ってみたいと思う方はぜひ参考にして頂けたらと思います。