スマブラ初心者がまずつまづいてしまうのがステージへと戻る「復帰」です。いくら相手のパーセントを上手く溜めたところで、上手く復帰しないと勝てる試合も勝てません。
スマブラの復帰は試合の勝敗を決めるくらいかなり重要です。今回はそんな復帰について、筆者自身が使えると思った5つのコツについて紹介していこうと思います。
復帰の上手さは試合の勝敗に直結する
スマブラには有利状況を作り出したり、不利状況から脱したり、と色々なテクニックがあります。
しかし、その中でも試合の勝敗に大きく関わってくるのが「復帰の上手さ」です。
たとえば、同じストック数で自分が30%、相手が100%くらいの状況を想定してみましょう。ここでお互いに、相手を撃墜できる手段について考えると、
- 自分側:飛距離のあるスマッシュ攻撃や空中後ろ攻撃、相手の復帰を邪魔する復帰阻止など色々な撃墜手段がある
- 相手側:%が溜まっていないため、撃墜できるのは相手の復帰を邪魔する復帰阻止くらい
このように、パーセントを多く溜めている方には撃墜できる手段が増え、試合を有利に進められるはずなんですが…。
もしここで、自分がステージ外に出されて、復帰の仕方がイマイチだったばかりに相手に復帰阻止されたらどうでしょうか?
そうですね、ストックを奪われることで一気に不利な試合展開になってしまいますね。
ここではあくまで一つの例として挙げましたが、不利な状況を脱するためにも、復帰のテクニックを身に着けて勝率を上げていきましょう。
ステージ復帰の5つのコツ
今回紹介する復帰のコツは、筆者自身が試合のなかで本当に役に立つと感じたものを解説します。今回紹介する復帰のコツは以下の通り。
- ステージの崖をつかんで安全に帰ろう
- 復帰ルートの数を増やそう
- 空中横移動回避で復帰距離を稼ごう
- 空中ジャンプは最後までとっておこう
- 上Bのタイミングを見計ろう
ステージの崖をつかんで安全に帰ろう!
ステージ外に出された初心者にありがちなのが、ステージの崖をつかまずにそのままステージ上に戻ってくることです。
「しっかりとステージへと戻っているから良いじゃないか」と思う方もいるかもしれませんが、実はコレかなり危険なんです。
なぜなら、空中から地面へと着地した際に発生する「着地隙」によって、相手からの追撃をもらいやすいからです。
追撃されればそれだけパーセントが溜まりますし、最悪、飛距離のあるスマッシュ攻撃などが当たったら、ストックを奪われることになり、試合展開がさらに不利になっていきます。
そんな状況を防ぐためにも大事になってくるのがステージの崖をつかむことです。ステージの崖をつかむと、一定時間キャラが無敵状態となり、相手からの攻撃を防げます。
さらに崖からステージ上への”上がり方”が4種類+αとあるために、簡単に攻撃を受けません。最初はステージ外に出されたら崖をつかむことを意識しましょう。
復帰ルートの数を増やそう!
復帰ルートの数が少ないと、相手にそのルートを読まれてしまい、復帰阻止をされやすくなります。復帰阻止されないためにも、復帰ルートの数を増やして、ステージへ安全に戻りましょう。
今回紹介する復帰ルートは大きくわけて4つあります。
- 崖をつかまずステージ上空から戻るパターン
- ステージ崖の真横から崖をつかむパターン
- ステージ斜めから崖をつかむパターン
- ステージ真下から崖をつかむパターン
まずは崖をつかまずにステージの上空から戻ってくるパターンです。空中ジャンプが5回もあるカービィ、プリン、メタナイトや、上Bの上昇距離が長いスネーク、ロボットが、このような復帰ルートを選べます。
ステージ上空から戻るパターン
ただし、ステージ上空から着地する際は、隙が大きいので、着地を上手くする必要があります。
次はステージ真横からの復帰です。
ステージ真横からの復帰
真横から戻る際は、上Bでの復帰もありますが、横移動する横Bや空中横移動回避でがけを安全につかむのも多いです。クラウドのような上にだけ移動する上Bだと、真横からは空中横移動回避でがけをつかみます。
次はステージ斜めから崖をつかむパターンです。
ステージ斜めからの復帰
斜めからの復帰だと、だいたいのキャラが上Bでの復帰となります。
最後に、ステージ真下から崖をつかむパターンです。
ステージ真下からの復帰
ステージ真下からの復帰は復帰阻止されにくい傾向があるので、かなり重宝する復帰ルートです。
4種類の復帰ルートがありましたが、まずはステージ崖をつかむことから意識して、少しずつ復帰ルートを増やして頂けたらと思います。
空中横移動回避で復帰距離を稼ごう!
空中横移動回避とは、空中へ飛んでいる際に左スティックを左右どちらかに倒してガードボタンを押すと出る回避のことです。
下の画像では、相手に飛ばされたガノンドロフが空中横移動回避を使っています。
ステージ外へ飛ばされた際にすぐに横移動回避を入れると、空中横移動回避した分だけ復帰距離が伸びます。ガノンドロフやドクターマリオといった復帰力の乏しいキャラには、必須のテクニックです。
もちろん、復帰力の乏しいキャラだけでなく、他のキャラでも復帰ルートの数を増やすために使うこともあります。
空中ジャンプは最後までとっておこう!
ステージ外に出されたからとすぐにジャンプを消費していませんか?一見、なんでもない行動に思えますが、実はこれもかなり危険なんです。
なぜなら、空中ジャンプを消費した状態でさらに追撃をもらうと、ジャンプがない状態でステージへと復帰しないといけないからです。
ジャンプがない状態で復帰をするとなると、ほとんどのキャラが上Bで崖をつかむしかありません。
さらに、その上Bの上昇距離が短いとなると、崖をつかまずにそのままステージ外に落下してしまい、ストックが無くなります。
そこで大事になるのが、ステージ外に出されたら空中ジャンプは最後までとっておくことです。
たとえば、上Bで崖に届くくらいなら空中ジャンプは消費せず、そのまま上Bを使ったり、真横に飛ばされた時でもステージ真下までそのまま落下して、そこから空中ジャンプして上Bを使うパターンもあります。
空中ジャンプさえ残していれば、たとえ相手から復帰阻止されたとしてもステージへと戻れる可能性が高くなるので、空中ジャンプはギリギリまで使わないでおきましょう!
上Bのタイミングを見計ろう!
上Bのタイミングはかなり大事です。もし、上Bを押すタイミングが一定だと、相手からそのタイミングを読まれて復帰阻止されやすくなります。
ステージ外に出された時は、少しでも意識して上Bのタイミングをずらしてみましょう。
崖をつかむうえでの注意点!
最後に崖をつかむうえでの注意点を紹介していきます。
崖つかみの無敵状態になるまでに2フレームかかる
崖つかみのモーションには無敵状態になるまで2フレームかかります。この2フレームの無敵ではない状態で、ステージ上にいる相手の攻撃が当たれば、そのままステージ外に出されます。
崖つかみが絶対安全というわけではないので、無敵状態になるまで気を抜かないでおきましょう。
崖を連続でつかめるのは最大6回
それほどある状況でないですが、崖を連続でつかめるのは最大6回までです。何度も復帰阻止をされて崖つかみを何度も繰り返されると、ありえる状況ですので、十分に気をつけましょう。
ステージへ一度上がればこの回数はリセットされます。
まとめ
今回紹介した復帰のコツはあくまで筆者自身が使えると思ったものだけを紹介しています。初心者の方々に少しでも参考になったと思っていただけたら嬉しい限りです♪
スマブラ初心者の方には、上手くなるための行動についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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